フランス近代絵画の精華─印象派から戦後まで 吉野石膏コレクション・服部コレクション 1期(6月4日─7月19日)
本展は、新型コロナウィルス感染拡大の状況を踏まえ、吉野石膏コレクションと服部コレクションから作品を厳選し、3期─「1 印象派の輝き」、「2 フォーヴから戦後の具象まで」、「3 エコール・ド・パリ マルク・シャガールを中心に」─に分けてそれぞれ約30点ずつ計90余点を紹介します。
印象派、ポスト印象派、フォーヴィスム、キュビスム、表現主義、シュルレアリスム(超現実主義)など、「イズム」の絶えざる生起と交替によって新しさを追求した近代美術の展開、そして戦後のフランス絵画の伝統と革新が織りなす豊穣な響きあいをぜひご鑑賞ください。
1 印象派の輝き 6月4日(木)─7月19日(日)
主な展示作品
マネ《イザベル・ルモニエの肖像》1879年頃/ モネ《睡蓮》1906年/ ルノワール《庭で犬を膝にのせて読書する少女》1874年/ シスレー《モレのポプラ並木》1888年/ セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》1877-79年頃/ ゴッホ《静物、白い花瓶のバラ》1886年など約30点
2 フォーヴから戦後の具象まで 7月22日(水)─8月30日(日)
主な展示作品
ルオー《法官たち》1908年/ ヴラマンク《大きな花瓶の花》1907年/ ピカソ《女の肖像(マリ=テレーズ・ワルテル》1937年/ カンディンスキー《結びつける緑》1926年/ ブリアンション《静物》1970年頃/ ビュッフェ《馬の頭ガイ骨》1954年 など
3 エコール・ド・パリ マルク・シャガールを中心に 9月1日(火)─10月4日(日)
主な展示作品
ユトリロ《モンマルトルのミュレ通り》1911年頃/ ローランサン《小さな天使たち》1927年/ キスリング《背中を向けた裸婦》1949/ シャガール《逆さ世界のヴァイオリン弾き》1929年/ シャガール《夢》1939-44年/ シャガール《グランド・パレード》1979年 など
※展示作品に変更がある場合があります。
会期・会場 2020年6月4日(木)─10月4日(日)
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合、開館し翌日休館)
入場料 一般 800円、高大生 400円、小中生 200円
*20名以上の団体は各2割引/土曜日は中学生以下無料/障がい者とその付添者1名は各半額/キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は無料
主催 山形美術館、山形新聞、山形放送
共催 山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団
後援 山形市
協力 吉野石膏株式会社、公益財団法人吉野石膏美術振興財団
問い合わせ 山形美術館 990-0046 山形市大手町1-63 電話023 622 3090