山形新聞創刊140周年記念事業
山形新聞・山形放送8大事業
金子みすゞ・金沢翔子 ひびきあう詩と書
「平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業」
大正から昭和にかけて活動し、「こだまでしょうか」「私と小鳥と鈴と」など、弱きものへの慈愛に満ちた詩が今なお多くの人に愛される夭折の童謡詩人・金子みすゞ(1903-1930)。そして現代において、大河ドラマの題字や東大寺や厳島神社などへの奉納で精力的に活動を続けるダウン症の天才書家・金沢翔子(1985- )。
本展ではみすゞの生涯を振り返る貴重な資料の数々とともに、みすゞの詩から得た感性を表現した翔子の作品群、さらに翔子のこれまでの代表作など約110点を紹介します。時をこえて出会った2人の女性作家がおりなす詩と書の豊かなハーモニーとその魅力をご覧ください。
会期 | 2016/7/22(金)〜8/28(日) |
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開館時間 | 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 一般 1,000(800)円、高大生 800(600)円、小中生 500(300)円、 一般ペア券(前売りのみ1,400円) ( )内は前売り料金。20名以上の団体は各2割引。土曜日は中学生以下無料 |
主催 | 山形新聞・山形放送、山形美術館、山形県 |
共催 | 公益財団法人山形県生涯学習文化財団 |
後援 | 山形県教育委員会、山形市、山形市教育委員会、山形県芸術文化協会、山形市芸術文化協会 |
企画協力 | 毎日新聞社 |
協力 | 金子みすゞ著作保存会、金子みすゞ記念館、金子みすゞ顕彰会、JULA出版局、金沢翔子記念館 |
(肖像) 金子みすゞ [金子みすゞ著作保存会提供] と金沢翔子
金子みすゞ 遺稿が記された3冊の手帳 / 左から『美しい町』『空のかあさま』『さみしい王女』 [金子みすゞ著作保存会提供]
金沢翔子「こだまでしょうか」2014
金沢翔子「大漁」2013
金沢翔子「雲」2015
金沢翔子「私と小鳥と鈴と」2014
金沢翔子「阿吽」(左) 2012
金沢翔子「阿吽」(右) 2012
金沢翔子「法華」2007
関連イベント
【金沢翔子サイン会】
2016年7月22日(金)14:00〜
先着50名
【ワークショップ 親子で墨絵! カラフル和のランプ】
2016年7月30日(土)13:00〜
3階ホール
協力:山形大学大学院地域教育文化研究科
内容:墨のにじみを生かしてあかりのシェードにし、親子で組み立てます。
定員:15組(要申し込み)、参加費300円(材料費)
【ワークショップ 絵の具でトントン! ふしぎなせかい】
2016年8月6日(土)13:00〜
3階ホール
協力:東北芸術工科大学総合美術松村泰三研究室
内容:黒い紙に絵の具をスタンプして不思議な世界を描きます。
定員:小学生20名(要申し込み)
【コンサート 松倉とし子 金子みすゞを歌う】
2016年8月7日(日)11:00〜/14:00〜
3階ホール
中田喜直が松倉とし子の声に合わせて作曲した「金子みすゞ詩による童謡歌曲集」を中心に40分程度。
各公演、先着100席
【パフォーマンス 金沢翔子席上揮毫】
2016年8月13日(土)14:00〜
3階ホール
金沢翔子が大筆を手に会場で大作品を仕上げます。
サイン会、パフォーマンスのお問い合わせ・お申し込み先:山形新聞社事業部 023(642)7955
ワークショップ・コンサートのお問い合わせ・お申し込み先:山形美術館 023(622)3090