収蔵品展
平成29年度収蔵企画展
家族のかたち 髙山辰雄〈聖家族〉を中心として
吉野石膏コレクションより髙山辰雄の〈聖家族〉合計42点を中心として、収蔵品の中から「家族」をテーマに紹介する展覧会です。
大分県出身の日本画家・髙山辰雄(1912-2007)が描いた〈聖家族〉シリーズは、1976年に銅版画16点、1993年に日本画26点が発表されました。絵画表現を通じて人間存在の不思議を深く追求した髙山の代表作で、山形では2年ぶりの公開となります。また収蔵品からは、作家とモチーフ、もしくは表された人と人との間に「家族」の関係性が感じられる作品を選りすぐって展示します。親や子ども、兄弟姉妹に向けたあたたかなまなざしから、時代や地域をこえる普遍的な人間愛にいたるまで、作品を通じて多様な「家族のかたち」をお楽しみください。
会期 | 2017年12月13日 (土) 〜 2018年1月28日 (日) |
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開催時間 | 午前10時〜午後5時 (入館は午後4時半まで) |
入館料 | 一般 600円、高大生 300円、小中生 200円、 20名以上の団体は各2割引。土曜日は中学生以下無料 障がい者とその付添者1名は各半額。キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は無料 |
主催 | 山形美術館、山形新聞・山形放送 |
共催 | 山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団 |
後援 | 山形市 |
髙山辰雄《聖家族 XXVI》 紙本・黒群緑 1993年
髙山辰雄《聖家族 16》 紙・エッチング 1976年
椿 貞雄《童子立像 (明比古立像) 》 板・油彩、パステル 1957年
近岡善次郎《ねむる農婦》 キャンヴァス・油彩 1958年
桜井浜江《赤い風景》 キャンヴァス・油彩 1940年
土田文雄《海浜の子ども》 キャンヴァス・油彩 1958年
佐藤昌祐《母子》 キャンヴァス・油彩 1993年
新海竹蔵《結髪》 木彫 1936年
関連イベント
【ミュージアム・コンサート】
アコーディオンとギターのデュオ“月のカケラ”によるコンサート
2018年1月13日(土) 午後2:00〜3:00 山形美術館1階ロビー
※展覧会鑑賞者や美術館会員、キャンパスメンバーズ制度の学生は無料
【ワークショップ】
「親子で〈聖家族〉の服を作ろう!」
講師:山形大学大学院地域教育文化研究科院生
内容:〈聖家族〉に描かれた人物たちをイメージしながら紙の服をつくります。
2018年1月21日(日) 午後1:00〜3:00 山形美術館3階ホール
※参加費無料、展覧会を観る場合のみ別途観覧料が必要
※小学生以上の親子先着10組(要申込、空席有りの場合当日受付可)