山形美術館開館50周年記念
平成26年度 文化庁 地域発・文化芸術創造イニシアチブ
「山形の美術-山形美術館の歩みとともに」
1964 (昭和39) 年8月20日に開館した山形美術館は、今年で50周年を迎えました。10月10日の東京オリンピック開催に向け、東京を中心に大きく社会が変貌する中、官民協力のもとに財団法人を設立し開館。以来、地方に根ざす美術館として、国内外の優れた美術の紹介をはじめ、県民の美術愛好家による公募展や団体展などを開催してきました。
また美術作品の収集活動においては、「日本および東洋の美術」「山形関係の美術」「フランス近代美術」の3つの方針に基づき、美術作品の収集活動を行ってきました。なかでも、開館して間もなく重要文化財や県指定有形文化財を含む長谷川コレクションの寄贈や、県出身の作家・遺族からの作品寄贈、また収集方針に沿った作品の寄託などにより、山形の文化や美術に関する作品の充実が図られました。
本展は山形美術館の50年の歩みを振り返るとともに、当館の収蔵品から優品を厳選し、みちのく「山形」の自然や風土を反映させた絵画、彫刻、工芸など、山形にゆかりのある作家による個性溢れる多彩な表現を紹介します。
会期 | 2014/10/17(金)-2014/11/16(日) |
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開館時間 | 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし11/3(月祝)は開館、11/4(火)休館) |
入場料 | 一般 800円、高大生 600円、小中生 400円 20名以上の団体は各2割引。「東北文化の日」参加の一環として、土曜日、10/26(日)、11/3(月祝)は中学生以下無料 |
主催 | 山形県、山形美術館、山形新聞・山形放送 |
共催 | 公益財団法人山形県生涯学習文化財団 |
後援 | 山形市 |
小松均「最上川源流」より[長井付近その1]
渡辺崋山「溪澗野雉図(山)」[長谷川コレクション]
根上富治「ネックレスを持つ少女」(1949)
高橋由一「鮭」
椿貞雄「落日(代々木附近)」(1914)
桜井浜江「象」(1947)
菅野矢一「岬の夕」(1962)
近岡善次郎「雪の済生館」(1984)
関連イベント
【記念講演会】館長記念講演会「山形美術館の50年」
11月9日(日) 13:30~15:00 3階ホール
※参加は無料ですが、当日の入場チケット半券が必要です
【ギャラリートーク】当学芸員によるギャラリートーク
10月26日(日)、11月2日(日) 14:00~
※参加は無料ですが、当日の入場チケット半券が必要です
お問い合わせ
山形美術館学芸課 023 622 3090