収蔵品展
山形新聞・山形放送8大事業
遠藤彰子展
巨大画で挑む生命の叙事詩
武蔵野美術大学名誉教授で美術団体・二紀会を中心に活動する洋画家・遠藤彰子(1947-)は、「人間の存在」や「今生きている実感」をテーマに制作を続けています。1989年の《みつめる空》以降は全長3メートル以上の大作に取り組み、近年は壁面を覆うような巨大画へと展開しています。2014年紫綬褒章を受章、2023年には毎日芸術賞を受賞し、今後のさらなる活躍が期待される作家です。2019年、2021年に引き続き、本年も山形県総合美術展洋画部門の審査員を務めていただきます。
本展では、初期の「楽園」シリーズ、作家として飛躍するきっかけとなった「街」シリーズ、全長7メートルを超える作品を含む「大作」シリーズなど、遠藤彰子の代表的な油彩作品のほか、山形をテーマとした最新作を初公開します。さらに立体作品や新聞連載小説の挿画などを加え、約80点を紹介します。遠藤彰子の広範な活動の軌跡をお楽しみください。
展覧会チラシは下記よりダウンロードください
遠藤彰子展チラシ
会期 | 2023年7月14日(金)─8月27日(日) |
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開館時間 | 午前10:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし7/17は開館。翌7/18は休館 |
入館料 | 一般1,200(1,000)円、高大生800(600)円、小中生500(300)円 ※カッコ内は前売りまたは団体(20人以上)の料金 ※土曜日は中学生以下無料 ※日曜日午前中はメセナにより中学生以下無料 ※障がい者手帳をご提示の方と付添者1名の観覧料は当日料金の半額 ※山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証提示により無料 |
主催 | 山形新聞・山形放送、山形美術館 |
共催 | 山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団 |
後援 | 山形県教育委員会、山形県芸術文化協会、山形市、山形市教育委員会、山形市芸術文化協会 |
協力 | 東北芸術工科大学、南日本新聞社、株式会社青幻舎プロモーション |
お問い合わせ | 展覧会について:山形美術館(023-622-3090) チケットについて:山形新聞社事業部(023-642-7955) |
《楽園の住人たち》1974年
《楽園の住人たち》1974年
《私の街》1981年
《みつめる空》1989年
《獅子》1992年
《鐘》2007-08年
《海暮れゆけばただ仄かなる》2018年
《雪・星ふりしきる》2020年
《黒峠の陽光》2021年
《山鳴りひびく》2022年
関連イベント
【講演会】遠藤彰子講演会
日時:7/15(土)14:00-
会場:山形美術館3階ホール
※先着80名(要観覧料、当日受付で整理券を配布します)
【ギャラリートーク】遠藤彰子ギャラリートーク
日時:7/16(日)11:00-
会場:山形美術館2階展示室
※要観覧料
【ギャラリートーク】担当学芸員によるイチ推しトーク
日時:7/27、8/3、8/10、8/17、8/24(毎週木曜日)各日11:00-
会場:山形美術館2階展示室
※要観覧料
【ナイトミュージアム】黒木あるじと夜の美術館をゆく
日時:7/29(土)18:00 美術館前集合、18:30 開始
参加料:1名 1,000円
ナビゲーター:黒木あるじ(怪談作家)
※事前申込(先着20名、中学生以下は保護者同伴)
遠藤彰子芸術道場
日時:8/5(土)、8/6(日)
※詳細はトピックス記事(「遠藤彰子展」関連イベント「遠藤彰子芸術道場」[8月5,6日開催]について)を参照ください
かたらい鑑賞Day
日時:8/8(火)10:00-13:00
*どなたでも作品について自由に会話を楽しみながらご鑑賞いただけます。詳細は後日、トピックスにてお知らせいたします。