収蔵品展
山形の美術
山形美術館60年のあゆみとコレクション
山形美術館は、まだ地方に美術館が少なかった1964年にオープンし、2024年8月20日に開館60周年を迎えました。当館ではこれまで、企画展や3つの県展、館利用団体展などさまざまな分野の展覧会を開催し、市民が美術に親しむ場や、創作活動にはげむ人々が作品を発表する機会の提供を図ることで、本県の芸術文化振興に寄与してきました。
また日本および東洋美術、フランス近代美術の優品をはじめ、本県にゆかりの深い作家らの作品を収集し、現在では2,100点を超えるコレクションを収蔵しています。
本展では60年の節目を記念し、開館から現在に至るまで収蔵された絵画、彫刻、工芸などの多彩な作品とともに、山形美術館のあゆみを概観します。また、60周年記念事業として市民から募集した「山形美術館との思い出」もあわせて紹介します。
過去の軌跡を振り返りながら、山形美術館のこれからの活動や、「山形の美術」について展望する一つの機会とします。
会期 | 2024年12月13日(金)─2025年1月26日(日) |
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開館時間 | 午前10:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(1月13日は開館、翌14日休館)、年末年始(12月28日-1月3日) |
入館料 | 一般1,200円、高大生600円、小中生400円 ※20人以上の団体は2割引 ※土曜日は中学生以下無料 ※日曜日午前中はメセナにより中学生以下無料 ※障がい者手帳をご提示の方と付添者1名は当日料金の半額 ※山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証提示により無料 |
主催 | 山形美術館、山形新聞・山形放送 |
共催 | 山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団 |
お問い合わせ | 山形美術館:023-622-3090 |
高橋由一《鮭図》1878年頃 山形美術館寄託
椿貞雄《牡丹花籠図》1925年
加藤松渓《首夏》1942年
桜井浜江《樹》1965年頃
真下慶治《最上川・霙》1967年
小松均《最上川源流(源流)》1970年
近岡善次郎《雪の済生館》1984年
新海竹蔵《結髪》1936年
クロード・モネ《サンジェルマンの森の中で》1882年 吉野石膏コレクション
モイーズ・キスリング《ジョゼット》1934年 服部コレクション
関連イベント
【ギャラリーツアー】山形美術館×東北芸術工科大学総合美術コース「山美のキッズデー」
ギャラリーツアー「こどもアートたんけんたい」
日時:2024/12/14(土)、12/21(土)、2025/1/11(土)、1/18(土) 各回10:30-(約60分)
※各回定員10名(要予約。定員に達し次第締切)
※中学生以下無料、付添いの保護者は当日の入館料が必要
【ワークショップ】山形美術館×東北芸術工科大学総合美術コース「山美のキッズデー」
ワークショップ「キッズアーティストになろう」
日時:2024/12/14(土)13:30-(約120分)
※定員20名(要予約。定員に達し次第締切)
※中学生以下無料、付添いの保護者は当日の入館料が必要
【ギャラリートーク】担当学芸員によるギャラリートーク
担当学芸員が、企画展のみどころや展示作品について解説を行います。
日時:2024/12/17(火)、12/24(火)、2025/1/7(火)、1/21(火) 各回11:00-(約30分)
※要観覧券、申し込み不要
【ギャラリートーク】現役作家たちが語る、山美の名品!
県美展や中央の展覧会を舞台に、長年にわたって創作活動を行ってきた作家たちが、作り手の視点から展示作品の魅力や、作品にまつわる思い出などを語ります。
日時:2024/12/13(金)、12/20(金) それぞれ 11:00-(約30分)
2025/1/10(金)、1/17(金)、1/24(金) それぞれ 14:00-(約30分)
※要観覧券、申し込み不要
※ギャラリートーク開催日の10時-13時は、展示室内で自由に会話を楽しみながら鑑賞いただけます。
※都合により内容を変更する場合があります。各詳細は山形美術館ホームページをご覧ください
お申込み・お問合せ先:
山形美術館 TEL:023-622-3090