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2025年2月
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吉野石膏コレクションー印象派の光とシャガール《ダフニスとクロエ》

開催概要

展示作品等

吉野石膏コレクション
ー印象派の光とシャガール《ダフニスとクロエ》

吉野石膏株式会社(本社東京都)は、1901年に山形県吉野村(現南陽市)の吉野鉱山で石膏原石の採掘を開始し、以来110年にわたり、石膏ボードを中心とした建材の研究開発と製造販売にあたっています。社内の創造的環境づくりを目的に、1970年代から日本近代絵画、さらに80年代後半からフランス近代絵画の蒐集を本格的にスタートさせました。
1991年、吉野石膏株式会社は故郷への文化的貢献のため、山形美術館に作品18点を寄託。ルノワール、モネ、ピサロ、シャガールらの作品は当館で「吉野石膏コレクション」として公開されると大きな反響を呼びました。以後追加寄託が相次ぎ、現在では印象派の中心をなす画家の作品を中心に、バルビゾン派から20世紀初頭のフォーヴィスムやキュビスム、さらにエコール・ド・パリまでを網羅する国内屈指のコレクションとして注目を集めています。

その吉野石膏コレクションの中から、印象派とシャガールの作品を中心に展示いたします。シャガール《ダフニスとクロエ》(42点)はパリのムルロ工房で制作され、リトグラフとしても異例の20色もの色彩を使用した他に類を見ない作品です。この機会に色彩画家シャガールの魅力をお楽しみください。

会期 2015/4/11(土)〜5/10(日)
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(但し5月4日は開館し、5月7日[木]休館)
入場料 一般・大学生 800(600)円、小中高校生 500(400)円
()内は前売り料金。20名以上の団体は各2割引。土曜日は中学生以下無料
※藤森武写真展「みちのくの仏像」と共通料金
※当入場券で、館内のすべての展示が鑑賞可
主催 山形美術館、山形新聞、山形放送
共催 山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団
後援 山形市
ピエール=オーギュスト・ルノワール「庭で犬を膝に抱いて読書する少女」(1974年)

ピエール=オーギュスト・ルノワール「庭で犬を膝に抱いて読書する少女」(1974年)

カミーユ・ピサロ「ポントワーズの橋」(1878年)

カミーユ・ピサロ「ポントワーズの橋」(1878年)

クロード・モネ「サンジェルマンの森の中で」(1882年)

クロード・モネ「サンジェルマンの森の中で」(1882年)

アルフレッド・シスレー「モレのポプラ並木」(1888年)

アルフレッド・シスレー「モレのポプラ並木」(1888年)